カエルのソーシャルワーク nao.fm

カエルソーシャルワークオフィス代表が考えるソーシャルワークとイノベーションの雑感

深圳に行く前に知っておきたい10のコトその2

中国・深圳に行く前に知っておきたい10のコトその2

 

 

1.中国4大都市で南方にある

  • 場所はどこ? 

f:id:naoxkaeru:20180212083652p:plain

 

深圳(Shēnzhèn、シンセン)中国南部に位置します。緯度では台湾の南部の都市、台南市と同じくらいです。私たち日本人にも馴染みの深い香港の真北にあり、香港から電車やタクシーでも1時間以内で訪れることができます。香港と深圳の間には境界があり、出入国審査が行われています。

 

f:id:naoxkaeru:20180212083708p:plain

日本からのアクセスについて、日本から深圳への直行便もありますが、便数が少ないため、香港経由で行く方法を選ぶ人も少なくありません。香港までは東京から5時間、深圳までは公共交通で1時間、途中入国審査などの手続きがあるので、所用8時間くらいで到着します。

 

南方にある都市ですので、最も寒い1月の最低気温でも12.5度であり、東京の2.1度よりもはるかに暖かいです。日本が大雪であった1月に訪れた際にも薄い長袖のシャツでも大丈夫でした。

 

参考:香港空港から深センへの行き方(フェリー・MTR・リムジンバス)まとめ(出典:C-study)

 

  • 中国4大都市の一つで人口が爆増中

 

中国4大都市の一つで、「一線都市(政治経済で重要な地位を占める都市)」に分類されており、以下の4大都市の頭文字をとって「北上広深」とまとめて表現されることもあるようです。

 

北京市 2,170万人(2015年常住人口)

上海市 2,419万人(2014年常住人口)

広州市 1,404万人(2016年常住人口)

深圳市 1,191万人(2016年常住人口)

 

f:id:naoxkaeru:20180212083932j:plain

 出典:「2017年深圳人口大数据分析:户籍人口增加近50万人」捜狐

人口のカウントの仕方によっては、人口が1,500万人を超えたと報道するものもありますが、人口は加速度的に増えています。深圳市( 2,050㎢)と東京都( 2,188㎢)の面積はほぼ同じことを考えると、深圳の発展がいかに著しいかがわかります。

 

  • 珠江デルタは世界最大の都市圏

 

2015年1月27日、世界銀行のレポートは、広州、佛山、深セン、東莞からなる珠江デルタ地域は東京を超え、面積、人口ともに世界最大の都市圏となったと伝えました。珠江デルタとは、中国珠江河口の広州、香港、深圳市、東莞市、マカオを結ぶ三角地帯のことです。2014年の域内総生産額は5兆7650億元であり(約102兆円)であり、人口規模も7,000万人弱になります。

 

中国国営の新華社通信によると「珠江デルタの域内総生産(GDP)が2030年までに4兆6200億ドル(約505兆円)と、昨年の1兆3800億ドルから3倍以上に増える見込み」との報道もありました。

 

なお、日本の2017年名目GDPは546兆円、東京都の2016年の名目GDPは94兆円です。

No publitech no life.

 

peatix.com

 

深圳に行く前に知っておきたい10のコトその1

f:id:naoxkaeru:20180211090541j:plain

深圳に行く前に知っておきたい10のコト

 

2018年1月22、23日の強行日程で、中国深圳市を訪問してきました。

 

中国のシリコンバレーとも評される深圳における、テクノロジーの挑戦的実践を調査するためです。

 

結論から言うと、ビジネスに関わる方、エンジニアの方そして行政・議会関係者で深圳に行ったことがない方は、是非行って欲しいと思います。

 

その理由は、以下の3点です。

 

①中国の現実を直視できること

②ビジネスや政策の着想を得られること

③日本の弱みと強みを知れること

 

最初の理由は「中国の現実を直視できること」です。私は議会の政策決定の場に身を置き、多くのビジネス関係者とお話しする機会があります。そこで感じるのは、中国の現実を的確に捉えられていない人たちが非常に多いことです。「中国の製品は安かろう悪かろうだ」、「中国の技術は日本よりはるかに遅れている」、「中国人の所得は日本人より低い」など、数え上げればきりがありません。しかし、その多くは10年以上前の中国の話です。現在の中国は信じられないスピードで社会が変わっています。その中でも深圳は最も変化のスピードが早い地域の一つです。

 

次の理由は「ビジネスや政策の着想を得られること」です。深圳は壮大なテクノロジーの実験場です。無人コンビニ、公道を走る自動運転バス、顔認証による支払いなど、おおよそ世界中で構想されている最先端の取り組みが次々と一般市民相手に試験的にサービス提供されています。これらの新規的な取り組みは、多くのビジネスや政策作成への着想を与えてくれるでしょう。

 

最後の理由は「日本の弱みと強みを知れること」です。深圳の変化のスピードは目覚ましく、そこで行われているテクノロジーを通じた取り組みは確かに刺激的ですし、様々な分野において日本国内のでの取り組みが周回遅れになっている現実を目の当たりにするでしょう。しかし、一方で、感度の良い方であれば、物足りなさと言うか日本の方が秀でている点あるいは得意とする点があることに気づかされると思います。そこにビジネスにおける意義があるでしょうし、政策課題を解決する種があります。

 

さて、中国の深圳に行った方が良い理由を3つ記しましたが、ただ闇雲に行っても効果半減です。なぜなら、一見すると深圳は建設ラッシュに沸く新興都市の一つにしか見えなからです。そこで、私の調査の内容も踏まえ、深圳に行く前に知っておきたいことを10つにまとめましたので、順次ご紹介して行きます。

 

No publitech no life.

 



www.nao.fm

誰もが障害者になる時代

 「高齢化社会は障害者社会」と僕の知人がSNSに書いているのを目にした。「寿命が長くなった現代社会において、高齢者は身体的に、精神的に、知的に、いろいろな障害を抱えること」になるからだそうだ。

 

 言い得て妙だと思った。

 

 介護状態になると、生活の様々な部分に不自由を抱える。いや、日常生活を送ることに不自由が生じるから介護状態と認定されるのだ。つまり、介護状態の人は、広い意味では障害者だ。

 

 そして、多くの人たちは自分だけはそうならないと信じている、あるいは信じたい。僕だって、死ぬまで生活に不自由のない状態でいられるなら、そうありたいと思う。

 

 でも、残念ながら自分の意に反して不自由な体になってしまった人たちを多く見てきた。

 

 先天的な障害と違って、後天的に障害を抱えた人は、自由なときがあった分だけ、落ち込むことが多い。自分の不甲斐なさに苛立っている人も少なくない。身内にそういう人がいるからよく伝わってくる、その無念さが。

 

 でも、仕方がない。そういう時代なのだ。人間の長寿は、医療、保健衛生、食生活の改善により人為的につくられてきたものだから、結果的に多くの人たちが障害者になるという副作用が生じたのかもしれない。

 

 認知症もその一つ。僕たちは今その副作用たちと戦っている。

 

 話を戻すが、そういう時代と頭の意識を変えるならば、世の中の物の見方も少し変わってくる。自分が生活に不自由になったときにどんな社会であって欲しいかという視点が持てるようになる。

 

 ちまたでは共生社会の実現が叫ばれ続けているが、実現のために必要なことは「誰もが障害者になる可能性があるのだ」と自分ごとに置き換えられる人が増えることではないだろうか。

一般の人が介護職員初任者研修(旧ヘルパ−2級)をとった方がよい3つの理由

 世の中で俗にヘルパーさんと呼ばれる人は、介護職員初任者研修を修了した人たちです。数年前までホームヘルパー2級と呼ばれていましたので、そこからきているものと思われます。

 

 介護に関わる人の入門的な資格ですが、私は常々一般の人たちもとった方がよいと強く奨めています。

 

  • 1.介護職員初任者研修とは
  • 2.理由①:家族が介護状態になった時に動じない
  • 3.理由②:介護の繋がりができる
  • 4.理由③:失業した時の備えになる
  • 5.まとめ
続きを読む

介護職を3年間続けて感じた5つのこと

介護職に着く前、「介護」というと漠然と「3K(汚い、きつい、給料安い)」、つまり給料が安くてきついといったステレオタイプな印象を持っていました。

 

しかし、3年間ほど、介護業界に身を置いてみると、当初持っていた印象通りのこともあるし、そうでないこともあります。

 

そこで、介護職を3年間続けて、私が感じたことを5つにまとめてみました。ちなみに、私の職歴は有料老人ホーム勤務を経て、通所介護施設で働いています。

 

  • 1.排泄介助は意外と負担ではない
  • 2.介護の全てがきついわけではない
  • 3.給料が低い
  • 4.介護職員の全体のレベルは高くないが、、、
  • 5.ブラックな職場とホワイトな職場の差が激しい
  • 6.まとめ

 

続きを読む